DX戦略

1.DXに関するトップメッセージ

DXに取り組む背景

コロナ禍を経てお客様の⽣活様式が⼤きく変化し、客⾜が戻ってきた⼀⽅で、飲⾷業界は依然として深刻な⼈⼿不⾜や、円安‧エネルギー価格に起因する原材料費の⾼騰といった課題に直⾯しています。 これらは経営を圧迫する脅威であると同時に、事業変⾰の機会でもあります。 このような状況だからこそ、お客様のニーズをより深く理解し、笑顔なって頂けるようなサービスを提供し続けるため、デジタル技術とデータ活⽤が不可⽋であると考え、この度、全社を挙げてDXを改めて推進することといたしました。

社⻑が⽬指すビジネスモデル

私たちは「⾷を楽しくする」をモットーに、常に新しい挑戦を続けています。 国内では、深刻化する⼈⼿不⾜への対応と、多店舗展開を⽀える品質の安定化を図るため、セントラルキッチンに⼤規模な製麺機を導⼊し、⽣産量をデータで管理することで、⽣産性の抜本的な改⾰を進めます。 また、新たにベトナムへの海外展開を開始しており、国を越えた店舗運営を円滑に⾏うためのデジタル基盤の構築が急務です。 国内・海外双⽅のお客様からいただくお声をDXによって収集・分析し、新たな商品・サービス開発に繋げていくことで、このチャレンジを実践します。

2.経営理念・経営ビジョン

経営理念

私たちは常に真摯に⾏動し
成⻑し続けることで関わる全ての⼈に
⾷を通じて貢献し続けます

経営ビジョン

『常にチャレンジし続け、お客様に必要とされるお店づくりを』

ラーメンの他にも、うどんや、唐揚げなど、フランチャイズを含め多彩なジャンルのブランドを展開しています。⾓中は⽌まりません。⾓中の⼒は、お客様を想い、お客様のために働くスタッフです。弊社のスタッフは、お客様が喜ぶ料理やサービスを考案し、提供することに全⼒で取り組んでいます。また、お客様とのコミュニケーションを⼤切にし、お客様の声に真摯に⽿を傾けています。
弊社は、これからもスタッフの成⻑を重視した経営体制のもとで、お客様に「美味しい」や「また来たい」と思ってもらえるお店を⽬指していきます。⾷を通して「⾷べ物の⼤切さ」「⼈のありがたさ」を実感でき、加えて、フードロス減少・脱炭素といった環境にやさしい企業の実現に向けて、これからも新潟から全国に向けて、お客様に必要とされるお店をつくり続けていきます。

3.DX戦略

経営ビジョン達成のために、以下のDX推進に取り組みます。

①省⼒化と⽣産性向上

②商品化・物販展開

③データドリブン経営の強化(新商品開発、フードロス削減、脱炭素)

④DX人材の育成

①省⼒化と⽣産性向上

セントラルキッチンの新製麺機導⼊

⇒⽣産管理体制のデジタル化

バックオフィス業務の効率化

⇒クラウド化・経理業務の圧縮化

グローバルサプライチェーン管理

⇒海外拠点との連携をデジタルで強化

②商品化・物販展開

フードデリバリーサービス

⇒ラーメン、うどん、から揚げ等での売上増加

店舗外で販売する商品を開発・展開

⇒⾓中オリジナルセット商品の展開

③データドリブン経営

データを元に需要予測

⇒顧客ニーズに基づいた商品・サービス開発、フードロス削減

マーケティングの最適化

⇒需要予測と各販売チャネルのデータを分析し、効果的なプロモーションや販売戦略を⽴案

④DX⼈材の育成

DX⼈材の育成

⇒社内勉強会を通じて現場を理解しデジタルツールを使いこなせる⼈材を計画的に育成

4.体制・⼈材育成

当社にDX推進委員会を設置し、DX実務執⾏総括責任者(社⻑)を中⼼としてDX専任担当者を配置し、各部⾨⻑を構成員としてDXを推進します。また、当委員会が計画を⽴て⼈材育成を実施します。
デジタル⼈材育成の⽅針は、社内勉強会を定期的に開催し、店舗業務を熟知したスタッフが新たなデジタルツールを使いこなし、データに基づいた店舗運営や改善活動を実践できる「デジタル技術活⽤⼈材」の育成に取り組みます。

代表取締役

取締役

DX推進委員会

あしら

はじめ

ブタシャモジ

⾓中うどん黒埼

はっぴ商店新潟東

しゃがら村上

まごころ

ブタシャモジ駅前

事務所

はっぴ商店新発⽥

しゃがら新発⽥

まごころ亭海⽼ケ瀬

マゼシャモジ

あしら万代

はっぴ商店村上

しゃがら駅前

まごころ駅前

HAPPY

⾓⽥本舗

あほや

⾚シャモジ本店

まごころ黒埼

新潟ロック

こがね庵

⾓中酒場

⾚シャモジ桜⽊

セントラルキッチン

⾓中うどん本店

はっぴ商店⼥池

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5.デジタル技術、環境整備

当社は、DX推進のために毎年売上の1%を投資し、以下の既存システムの⾒直しや新規システムの検討により、デジタル技術の導⼊や環境整備に努めます。

既存システムの見直し

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既存システム名 取り組み内容 いつまでに、何をする? 担当
Chatwork 内部外部セキュリティ⽂書管理の⾒直し 2026年までに完了 統括マネージャー
POSレジ セキュリティーの⾒直し、データ管理ルールの策定 2026年までに完了
勤怠システム セキュリティーの⾒直し、個⼈情報の管理ルールの策定 2026年までに完了
ルッカ―スタジオ 各店舗の店⻑が使いこなせる 2027年までに完了

新規システムの検討

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既存システム名 取り組み内容 いつまでに、何をする? 担当
Google Workspace データのクラウド管理化、⽂書管理の⼀元化とセキュリティ強化 2027年までに完了 統括マネージャー
⽣成AI セキュリティーの各種業務マニュアル作成や情報収集等での活⽤、活⽤ルールの策定⾒直し、個⼈情報の管理ルールの策定 2025年までに完了
フラーロ 勤怠、売上、⼈事情報、各種分析(⼝コミ連携、AI売上予測等)を⼀元管理する新システムの全社導⼊ 2026年までに全店舗導⼊完了
証憑保存システム 経理業務の効率化の確⽴ 2026年までに完了

6.数値⽬標(KPI)

当社は、DX推進の達成状況を測る指標として下記を定めます。
毎年年2回、実⾏計画アセスメントを⾏った上でその結果を反映し各チームで実⾏計画を⾒直し⽉⼀回評価を⾏いながら実⾏計画⽬標を達成するように⼯夫していきます。

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区分 取り組み内容 時期 目標値
①省⼒化と⽣産性向上 新製麺機導⼊による製麺業務の効率化 2026年までに⽣産管理⽅法の確立 2027年までに100%達成
②商品化・物販展開 ⾓中オリジナル商品の開発と販路開拓 2028年までに顧客管理システムデータ分析をし、商品化・物販展開 2028年までに10アイテムを販売
③データドリブン経営―スタジオ 新統合管理システムのデータ分析による顧客満⾜度の向上 2028年までに⼝コミの満⾜度の向上 2028年までに顧客満⾜度を0.5ポイント向上させる
④DX⼈材の育成 データ分析ツールを使いこなせるデジタル⼈材の育成 2027年までに育成 全店舗に1名ずつ、全社で30名以上育成する

7.DX実務執⾏総括責任者によるメッセージ

⾓中株式会社の⽥中⼤樹です。
私たちの原点は、お客様の「美味しい」「また来たい」という笑顔です。⽬まぐるしく変化する時代の中、その笑顔を守り、さらに輝かせるために、私たちはDX(デジタルトランスフォーメーション)を強⼒に推進します。
デジタル技術を武器に、未来の「⾷」を創造します。セントラルキッチンに最新の製麺機を導⼊することで、⽣産性の向上と安定した品質を両⽴させます。データとAIを駆使した新統合管理システムを活⽤し、データに基づいた迅速な意思決定を⾏います。さらに、ベトナムを中⼼とした海外への挑戦を通じて、「美味しい」を世界中にお届けします。
これらの変⾰を成功に導くのは「⼈」です。社員⼀⼈ひとりがデジタルツールを使いこなし、お客様のために何ができるかを考え、⾏動できる。私たちは、そのような組織を⽬指し、⼈材育成にも⼒を注いでまいります。
このDX戦略に基づき、私たちは全社⼀丸となり、⾷を通じた新たな価値創造に挑戦し続けます。

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